FLOW

小児歯科治療の流れ

ヴィータ歯科では、次のようなステップでお子さんの治療を進めていきます。

第1回目

よっぽど強い痛みがある場合を除いては、第1回目から治療を始めることはありません。

第1回目の目的は、「歯医者に対する安心感」を持ってもらうことを大切に考えています。

お子さんからしてみれば、初めて見る歯医者で、「今から何をされるのか分からない不安」の中にいます。

まずは、ヴィータ歯科の雰囲気を知ってもらうことからはじめていきましょう。

具体的には、お話をしながら問診をして、必要な基本検査を行います。

歯科医師の私と長時間接するよりも、歯科衛生士のお姉さんたちと接するほうがお子さんの気持ちも落ち着くと思いますので、歯科衛生士から歯みがきの指導をします。

その後、今後の治療について親御さんと一緒にお話をさせていただきます。

お子さん自身にも次回何をするのかきちんとお話して、「一緒にむし歯をやっつけようね!」という意思確認をします。

次回に治療をするのであれば、大人である親御さんご自身であっても何らかの覚悟を持って歯医者を訪れることでしょう。

お子さんであれば、尚のこと気持ちの部分の問題は大きくなることでしょう。

そういった意味もあって、第1回目は「気持ちよく歯医者を後にできること」を意識した診療を行っています。

第2回目以降

2回目からは、むし歯の治療を進めていきます。

お子さん自身が1回目のときにお話をきちんと覚えてきてくれることが多いので、治療はスムーズに進むことが多いですが、もしお子様が嫌がったときにはお子さんのペースに合わせて慌てずに進めていきましょう。

ヴィータ歯科が大切にしていることは、「1本のむし歯を治すこと」ではなく、「これから1本もむし歯にしないこと」です。

その方針のもとに、治療と健康維持のアドバイスを致します。

治療の途中で、『歯並びのこと』『心配事』などのご不安や今後の成長過程で起こりうる問題のご相談にも乗らせていただきます。

気軽に何でもお話してくださいね。

治療が終わったら・・・

治療の終了、それは『予防の始まり』でもあります。

むし歯になっても治療をすれば治るから・・・

確かにそうかもしれませんが、3ヶ月に1本ずつむし歯になったとしたらどうでしょうか?

「悪くなったところを治療する」それだけでは、根本的な問題解決にはなりません。

1本のむし歯の治療が終わったら、「これから先は1本もむし歯にしない」ように、『予防』に取り組んでいきましょう!

お子さんの歯を健康に守っていくために大切なことが2つあります。

1.お家で行う“ホームケア”

ご自宅で行う歯みがきです。お子さんのクセなども加味しながら、歯みがきの仕方や仕上げみがきのポイントをアドバイスしています。

2.歯科医院で行う“プロケア”

歯医者さんで行う専門のケアです。専用の道具を使って、歯みがきだけでは取りきれない汚れをキレイに取っていきます。

痛みはありませんし、終わった後はスッキリして気持ち良くなります。

私たち歯科のプロであっても、自分でする歯磨きだけで100%汚れを落とすことはできません。定期的に歯医者さんを訪れて、健康な歯を守っていきましょう。

また、定期的なプロケアを受けることで、お子さんの成長過程での変化を確認することもできます。

歯並びのご不安を抱えているお子さんなど、定期的に変化を確認することで問題を未然に確認し、対処していくことも可能になります。

“ホームケア”と“プロケア”は、言わば自動車の両輪です。どちらかが欠けてしまっても、歯とお口の健康を守っていくことはできません。

ヴィータ歯科と親御さんとが手と手を取り合って、お子さんの健やかな成長を守っていきましょう!