CARE
予防治療
痛くなる前に
痛くならないように
私たちが最も大切にしているのが『予防』という考え方です。
今までの歯医者さんは「痛くなってから仕方なく行く場所」だったかも知れません。しかし、「むし歯になったから削って、そこに被せ物をして、痛みが治まってしまえばそれで終わり」ということを繰り返していると、歯の状態はどんどん悪くなっていってしまいます。
これからは「痛くなってから対処する」という今までの常識を捨てて、「悪くならないように」という新しい考え方が大切なのです。
自動車の故障やトラブルを未然に防ぐためにメンテナンスをしたり、点検・車検を受けていると思いますが、人間の身体も同じことです。
歯を失ってしまった方が決まっておっしゃる言葉があります。
「もっと前からきちんとやっておけば良かった…」
「失ってみて初めて歯の大切さが分かった…」
先人たちは、歯を失うことがとても不便であることを経験から教えてくれています。
あなたはどうかそんなことにならないように、「痛くならないために」歯科医院を利用してください。
『予防』ってどんなことをするの?
「予防ってどんなことをするの?」と疑問に思う方もいらっしゃることでしょう。なかなかイメージがわきにくいものだと思いますから、具体的にどんなことをするのかお話しましょう。
予防のために歯医者さんで行うことは、
① 歯やお口の状態のチェック
② 溜まってしまった汚れのお掃除
の2つです。
チェックは、お口の中を見せてもらって、むし歯になったところはないか、歯周病の状態が悪くなっていないかなどを確認します。
お掃除は、毎日の歯みがきでは落としきれない歯石や歯垢(プラーク)を専用の道具でキレイにして、ツルツルでピカピカの歯にしていきます。
痛いことは何もしませんし、キ~ンというあの嫌な音もありません。むしろ、お口をマッサージされているような気持ち良さがあると言う方も数多くいらっしゃいます。
実は、毎日の歯みがきだけで落とせる汚れには限界があります。また、みがき方のクセがあって、どうしても汚れが残りやすい部分も人それぞれにあるものです。
これは、歯のプロである私たちであっても同じことで、日頃の歯みがきだけで完全に汚れを無くすことは不可能なのです。
ですから、年に3~4回はプロのケアを受けて、むし歯や歯周病の原因となる細菌を根本から取り除くことが必要です。
歯とお口のお手入れのために歯医者さんを利用することを習慣にすれば、大きなトラブルとは無縁の生活を送ることができます。
私たちが『自分の歯で一生涯美味しい食事ができるように』を真剣にお手伝いしますから、予防のために歯科医院を利用してくださいね。